生物多様性の森づくり しがら柵づくり

2024年3月8日(金)、コモンフォレストジャパン理事、高尾山ガイドの坂田昌子氏を招いて、「生物多様性の森づくり」ワークショップを行いました。
 当日朝は雪模様で、どうなることかと思いましたが、午前中は焚火を囲んで坂田さんのお話をたっぷり伺う時間をとりました。その中でも印象的だったのは、「昔ながらの里山の手入れを知っているのは、90代以上の人ばかり。その下の世代の人たちは、効率化や機械化による方法しか知らない」ということと、「木はゆれることに弱い。ブランコやターザンロープで遊ばせてもらった木が弱ってしまったことは、子どもたちに伝えていかないといけない。」ということです。人が利用することで与えてしまうダメージについて、子どもたちにもしっかりと伝え、だから禁止するのではなく、感謝の気持ちを持って次の世代のための森を作っていこうと声をかけていきたいと思います。
 午後は、用水路脇のくずれかけている斜面に杭を打って、枝と落ち葉でしがら柵を作りました。季節がら、枝が乾いてポキポキ折れてしまうのに難儀しながら、用水路の水につかりながら、枝をからませ落ち葉をぎゅうぎゅうに詰める作業をしました。かごを編むような感じで、やり始めると、ついつい夢中になってしまいます。まだ途中ですので、ご興味ある方は、ぜひ続きをやりにいらしてください!