地元自治会と市民活動団体有志で構成される落川交流センター運営委員会は、落川交流センター開所当時より、落川交流センターを中心に地域の交流が深まることを目的に活動してきました。その落川交流センター運営委員会が、敷地内に田んぼを造成した目的は4つあります。

(1) 子どもたちにどろんこ遊びの場を提供する。
(2) 新嘗祭等の神事を通じて稲作と日本人の関係性を理解する。
(3) 田んぼの生きもの調査を通じて新設ごみ処理工場周辺の環境変化を認識する。
(4) 周辺の農地が地域の共有財産であることを住民が意識する。

ひょうたん田んぼ開設に尽力された運営委員会初代事務局長:原耕造氏の言葉です。
「田んぼは米を作るだけでなく、子どもたちや様々な生きものを育むものである。その財産を地域に残すために自分たちは何をすれば良いのか考えたい」
「ひょうたん田んぼの開設を期に、私たちの周辺の農地がわたしたちのまちづくりにとって大切な共有財産であることの認識を深めていきたい」

2017年 造成当時のひょうたん田んぼ

ひょうたん田んぼの活動

5月
6月
7月
8月
10月
12月

石拾い
田植え
田んぼの生き物調査
草取り
稲刈り
注連縄づくり

暮らしの中で田んぼと触れ合える場として、ひょうたん田んぼでは季節ごとの作業を、地域の方たちによびかけて一緒に行っています。
今年の予定は、イベントカレンダーにて!

2023年の予定は、こちらへ

次の写真は、2019年のひょうたん田んぼの風景です。
運営委員会が造成した後、近くの新井地区で稲作を行っているTANBO NO WAのみなさんが、少しずつ手作業で橋を架けたり、畔を整えたりして、田園風景の醸成を続けてくださっています。

TANBO NO WA Story of ひょうたん田んぼ

TANBO NO WA 自然栽培米とおかき